2016年秋冬のヘアトレンド 計算された無造作ヘアが旬

2016年10月中旬~下旬に、東京の銀座・渋谷・原宿で20~30代の女性300人を対象として実施した街頭調査の結果をもとに、ビューティートレンド研究チームのヘア&メーキャップアーティストが「東京の街を歩く女性たちのヘア傾向」を解説します。

狙うは「いいね」がもらえるヘア

色、レングスに際立った傾向が見られない一方、ヘアアレンジにこだわる人が増加しています。特に多いのが、ベレー帽などの帽子。実に40%の人が、アレンジのツールとしての帽子を取り入れていました。大きなサイズのヘアアクセサリーで遊ぶ、ウェットな質感に作りこんだスタイルに挑戦するなど、大胆なヘアアレンジを楽しむ人も。その裏には、インスタグラムやSNSに写真を投稿し、「いいね」を増やしたいというイマドキの女性の心理が働いているといえます。SNSで高評価を得ることは、ヘアスタイリングを行う上での大きなモチベーションとなっていると分析できます。

理想は「作りこんだ無造作」

ヘアスタイルでは、何も手を加えていないような、無造作なスタイルが旬。一見、ボサボサに見えるスタイルですが、実は、前髪のニュアンス、束ねたときのおくれ毛、くせ毛のような毛先の動きなどをしっかりアイロンで作りこみ、あえて「やっていない感」を演出しています。かつての巻き髪ブームから時代を経て、アイロンを使ったスタイリングの楽しみ方が変化し、こなれてきたことがわかります。

  • HAIR & MAKEUP ARTIST